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国学・明治・建築家 : 近代「日本国」建築の系譜をめぐって

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『国学・明治・建築家 : 近代「日本国」建築の系譜をめぐって』はセカイモンでd811fddcから出品され、824の入札を集めて01月24日 16時 52分に、2730円で落札されました。即決価格は2730円でした。決済方法はに対応。埼玉県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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「国学・明治・建築家 : 近代「日本国」建築の系譜をめぐって」
中谷礼仁
定価: 2,300円
一季出版夢本
初版

表紙・裏表紙にややヤケ。
背にヤケ。
天にややシミ、やや埃汚れ。
やや角スレ。
帯にスレ。

【内容】
中谷礼仁の修士論文。明治維新以前の国学とナショナリズムに始まり、耐震構造と自己、私性と神性、そしてメタボリズム批判に終わる近代日本建築批評。

近代日本の建築思想を二人の江戸国学者、本居宣長と平田篤胤の思想を手がかりに解明する。伊東忠太から丹下健三までの百年を実験的に考察。

【目次】
■地図にない言葉を探しに
論文の目的・方法

■1章明治・国学・建築家
ナショナリズム幕末から明治へ
「美術」という価値
『日本的なるもの』の「発見」・「発明」
国学にみるナショナリズム
本居宣長
国学的『自然」の特質
平田篤胤
「物語」としての妖怪談
「用―美」の二元論
伊東忠太「篤胤的なもの」の可能性

■2章【耐震構造と「自己」という殻
佐野利器
耐震構造の歴史
「構造派」とは
佐野利器
技術主義実用主義の肥大化
外観についての無関心
「社会的責任の誕生」―「日本」資本主義の展開とその諸問題
都市へより広い領域への飛躍
本居的布置の制度的実体化
「自己」という殻
分離派までの系譜
「自己」概念の「内部」的特質

■3章「私性」から「神性」へ
「自己」とナショナリズムとの相克する観念世界
不可視の清らかさ谷口吉郎
分離派批判
清らかな意匠「あるがままの美学」の論理構造
「自然」信仰
近代の超克論議
「自己」の果てに立原道造
「方法論」
丹下への手紙
「神性」になりきれなかった「私性」
「私性」から「神性」へ戦中期の丹下
「MICHELANGELO頌」再訪
仮構された「近代の超克」が生んだもの
「大東亜建設記念造営計画」

■４章　何トナク反メタボリズム
東京計画1960まで
民衆論争「MICHELANGELO頌」
伝統論争「篤胤的なもの」
モデロールとコア・システム
東京計画 1960以降
ノリのような建築
川添登とメタボリズム
東京計画1960

■あとがき
■付
近代「日本国」建築の系譜をめぐる略年表
関連人物ほか解説・主要参考文献

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#筒井の出品物の一覧